Microsoft 365利用時における注意事項
Microsoft 365 / Exchange Onlineをメールシステムとしてご利用の場合、以下の注意事項があります。
1.ご契約ライセンスについて
ご契約ライセンスはPlayBackMailサーバーを通過する、 送信元メールアドレス数になります。
- 一人のユーザーが複数のメールアカウントを保有している場合や、メーリングリスト・配布グループ等も別途ライセンスが必要となります。
- 未登録ユーザーからの送信が確認された場合、追加ライセンスのご契約をお願いさせていただく場合があります。
- PlayBackMailの各機能を利用しない場合でも、PlayBackMailサーバーを通過するメールはライセンス課金対象になります。
2.未登録ドメインからの送信メールの扱いについて
PlayBackMailは未登録ドメインからの送信メールは送信を拒否します。 自ドメイン以外のドメインをPlayBackMail登録ドメインとして利用することはできません。
3.PlayBackMailの仕様に関する制限
PlayBackMailは送信メールのエンベロープ Fromの値を参照して、PlayBackMailの機能を有効化するかどうかを判断しています。エンベロープのFrom値がNullで送信される場合、PlayBackMailの各機能はご利用いただけません。
2014年3月現在、Microsoft Exchange Onlineのデフォルト仕様では配布グループ、セキュリティグループ、メールが有効なセキュリティグループからの外部宛のメール送信においてエンベロープのFrom値がNullになることが確認できています。その為、配布グループ、セキュリティグループ、メールが有効なセキュリティグループのいずれかが存在する場合、すべてのグループに対してエンベロープのFrom値がNullにならない設定を実施してください。
設定方法:PowershellにてReportToOriginatorEnabled を Trueへ変更
コマンド実行例:
Set-DistributionGroup -Identity
<グループ名> -ReportToOriginatorEnabled $True
4.内部ドメイン宛・ジャーナルメールに関する制限
内部ドメイン宛のメールは、PlayBackMailに送信しないよう設定してください。また、ジャーナルメールを転送する際はPlayBackMailとは異なる経路を設定してください。
5.メールの送信流量
送信メールの流量制限は以下を目安とさせていただきます。
配送性能: 秒間 1~2通程度 (メッセージサイズ10 KBのメール送信時)
メッセージサイズ最大値: 10MB
本サービスはダイレクトメールの送信など、大量メールの配信には対応しておりません。ダイレクトメールなどの送信時にはPlayBackMailの機能をOFFにして送付いただくか、PlayBackMailの対象外のメールアカウントをご利用ください。