Google Workspace 利用時における注意事項
Google Workspaceをメールシステムとしてご利用の場合、以下の注意事項があります。
1.ご契約ライセンスについて
ご契約ライセンスはPlayBackMailサーバーを通過する、 送信元メールアドレス数になります。
- 一人のユーザーが複数のメールアカウントを保有している場合や、メーリングリスト・配布グループ等も別途ライセンスが必要となります。
- 未登録ユーザーからの送信が確認された場合、追加ライセンス※のご契約をお願いさせていただく場合があります。
- PlayBackMailの各機能を利用しない場合でも、PlayBackMailサーバーを通過するメールはライセンス課金対象になります。
2.未登録ドメインからの送信メールの扱いについて
PlayBackMailは未登録ドメインからの送信メールは送信を拒否します。 自ドメイン以外のドメインをPlayBackMail登録ドメインとして利用することはできません。
3.PlayBackMailの仕様に関する制限
送信メールのエンベロープ From値に関する注意事項
PlayBackMailは送信メールのエンベロープ Fromの値を参照して、PlayBackMailの機能を有効化するかどうかを判断しています。
2016年11月現在、Google Workspace(G Suite)のメーリングリスト(グループ)宛にメールを送信すると、メーリングリスト内のメールアドレスへの配信時にエンベロープのFrom値がワンタイムメールアドレス(※1)へ書き換えられます。
上記の「1.ご契約ライセンスについて」にて、「未登録ユーザーからの送信が確認された場合、追加ライセンスのご契約をお願いさせて頂く場合がございます(※)」と記載していますが、Google Workspaceのワンタイムのメールアドレスからの送信メールは例外とします。(※2)
※1 Google Workspaceのシステムによって一時的に作成されたメールアドレスとなります。
※2 2016年11月現在のG Suiteの仕様に基づいた特別措置となります。Google Workspaceの仕様変更に伴い、将来的にPlayBackMailの対応も変更となる可能性がありますので予めご了承ください。
添付ファイル暗号化機能使用時のパスワード通知に関する制限
Google Workspace環境では、添付ファイルの暗号化機能を有効にした場合、送信先ごとに異なる復号化パスワードが発行されます。
4.接続設定に関する注意
PlayBackMailへの接続設定では“送信ルーティング”をご利用ください。
- 接続設定手順は「Google Workspace連携手順書」をご覧ください。Google Workspace連携手順書は評価利用またはご契約時に提供いたします。
- 送信ルーティングが複数存在する場合、作成された日時が古いポリシーが優先されます。既に別用途で送信ルーティングをご利用の場合は、特にご注意ください。
- 送信ゲートウェイは利用しないでください。
- 送信ルーティングの仕様に関しては、 Google Workspaceサポートへお問い合わせください。
5.メールの送信流量
送信メールの流量制限は以下を目安とさせていただきます。
配送性能: 秒間 1~2通程度 (メッセージサイズ10 KBのメール送信時)
メッセージサイズ最大値: 10MB
本サービスはダイレクトメールの送信など、大量メールの配信には対応しておりません。ダイレクトメールなどの送信時にはPlayBackMailの機能をOFFにして送付いただくか、PlayBackMailの対象外のメールアカウントをご利用ください。