受信者からパスワード通知メールが複数届くという問い合わせがありました。
送信者側のメールサーバーが宛先ごとにメールファイルを分割する仕様の場合、 特定の条件下では宛先側でパスワード通知を複数受信する場合があります。 (再現例) 送信者環境:Google Workplaceまたはgmail系のメールサーバー TO:外部アドレスA CC:外部メーリングリスト(外部アドレスAを含む) 送信するメール:添付ファイル付メール 上記のように外部メーリングリスト内に、宛先に指定したメールアドレスを含む組み合わせで送信した場合、 送信側のメールサーバーが宛先ごとにメールファイルを分割する仕様では、 結果的に外部アドレスAに対して直接送信されるメール、メーリングリスト経由で送信されるメールの 計2通(パスワード通知メールを含むと4通)が送信されます。 しかし、添付ファイル付メールは直接送信されるメール、メーリングリスト経由で送信されるメールともに メッセージIDが同一のものになり、受信者メールサーバー環境にて 自動的に1通として受信者へ配送することが多いため、受信者には添付ファイル付メールが1通、 パスワード通知メールが2通送信される場合があります。 パスワード通知メールは、直接送信されるメール、メーリングリスト経由で送信されるメールの それぞれに対して紐づけられたパスワードとなるため、結果的に2通のパスワード通知メールのうち、 1通に記載されているパスワードでは解凍が出来ないという現象が発生する可能性があります。 パスワードの混同を防ぐため、送信者環境にてGoogle Workplaceまたはgmail系の メールサーバーをご利用の場合は、PlayBackMail設定画面より、 メール件名へのID挿入機能の設定をONにすることを推奨いたします。 メール件名へのID挿入機能がONの場合、添付ファイル付メールとパスワード通知メールに 共通のIDが件名に自動挿入され、パスワードの混同を回避することが出来ます。